アーケードゲームみたいなド派手な戦闘が魅力のRPG「Trustia ~トラスティア~ Last Reincarnation」

ここしばらく滞っていたフリーゲームだが、やっていなかったのではない。

あれこれ紹介する材料を探す、作るのに時間がかかったのだ。

今回紹介する「Trustia ~トラスティア~ Last Reincarnation」に、多くの時間をかけることになった。ウディタ製のフリーゲームだが、多くのチャレンジが行なわれた意欲的な作品だと感じる。

【Trustia ~トラスティア~ Last Reincarnation (公式)】

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ストーリーは、設定が込み入っていて紹介が難しいのだが、簡単に言えばアインスという民間の自衛・自助組織に突然入隊することになったリリーナが、主人公フレッドと共に願いを叶える聖剣と、それにまつわる様々な秘密を解き明かしていく物語である。

主人公はフレッドと書いたが、公式はそうだが、ほぼリリーナである。

さて、このゲームは横スクロールのアクションパートと、戦闘パートで成り立っている。どちらもアーケードゲームのような操作性と雰囲気があるのが特徴だ。

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横スクロールのアクションは、かつてのドラゴンバスターのような懐かしさであり、戦闘パートは最近の格闘ゲームのような派手さと演出が満ちている。

基本的にはこの二つでシナリオが進行するのだが、真エンディングを見るためには、ストーリーの中で受けることのできる「依頼」をある程度クリアし、仲間たちの過去に触れるサブイベントをこなしていく必要がある。依頼をクリアするたびに、ちょっとした仲間たちとの対話シーンが楽しめる。

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イベントの中にはお色気シーンもあるので、気になる人は頑張って探してみよう。

本作の最大の特徴は、なんと言ってもド派手な戦闘シーンだ。

戦闘はRPGの定番であるコマンド入力ではあるのだが、これが格闘ゲームよろしく、各ボタンと行動が対応しており、行動を積み重ねてコンボをつなげたり、各キャラに準備された秘奥義、仲間と協力して繰り出すユニゾンストライクなど多くの選択股から攻撃を組み立てていくことになる。

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ターン制+アクティブタイムバトルのような形式で、基本的には敵味方の攻撃ターンが分かれているのだが、一定時間内にどんどん行動を選択してキャラを動かしていく必要があり、コンボを繰り重ねることで時間経過を遅らせることが可能だ。必然的に大技のためにはコンボを積み重ねる必要があり、戦略が要求される。

また、敵ターンの時にも、相手の攻撃に対する防御は自分で操作して行なわなければならない。ガードすることによって被ダメージは半分になり、またタイミングによってはダメージをゼロにできるが、それを前提にゲームバランスが作られているため、ガードの技術次第ではあっさり全滅する。

コンボの数や最大ダメージなどが集計され、戦闘後のボーナス経験値などに反映されるシステムになっており、これが向上心を煽ってくれる。コンボは通常プレイで100~200、周回プレイなら400以上も簡単に出せるようになる。

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要するに「気を抜けない」戦闘になっているため、戦闘中にトイレに立つこともなかなかできない。戦場では時間がいかに大事かがわかる。

その他にも、陣形や移動、フィールド効果、スキルスロット、アイテムの使用回数制限など、様々なシステムを盛り込んでいるため、慣れるまでに多少の時間がかかるだろう。全てのシステムを理解せずとも、クリアするだけなら問題はない。

しかし、真エンドを見るための真ルートはゲーム難易度によっては過酷を極める。後半ボス敵のHPはゆうに200万を超え、気を抜くと1ターンで全滅することもある。かなりの高レベルで、かつ充分な装備とアイテム、多少の技術と運が必要不可欠だ。ちなみに私の真ルート攻略レベルは初回で平均LV80である。

若干ストーリーが大味に感じたり、アクションモードが戦闘に比べて非常に緩慢に感じるなど、気になる点は多々あるが、それでも自然にやりこみを誘発させることができる作りこみは素晴らしい。

実績欄を全て埋めるのはかなり大変だと思うのだが、是非チャレンジしてみると良いだろう。そのためには何周も周回を重ね、様々な記録を打ち立てていく必要があるが、それもまた面白い。

ちょっとRPGにマンネリを感じてきた人に、良い刺激となるのではないだろうか。

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