フリーゲーム好きなら絶対やるべき大航海RPG「スティルメイト」

やはり海を行くゲームはいい。
海に向かい、船を出す。それだけで冒険心を煽る何かがあると思う。
以前プレイした海賊高校生も良かった。

そんな私の好みにストライクしたのが今回紹介する「スティルメイト」だ。

スティルメイト00

【丼の外れサイト(作者サイト)】

このゲームは大航海時代とドラクエを混ぜて作ったようなゲームと言われるが、確かにその通りである。ただ、そこまで戦闘に重きは置かれておらず、冒険や交易が中心になるゲームだ。レベルもMAXが10と言うのが嬉しい。

ゲームは航海の末に新大陸(アメリカ大陸)で行方不明になった兄ラインハルトを探すべく、リスボン国のラディ家の娘セリアが侍女のサフィーネと用心棒のフリードを連れて旅に出るところから始まる。

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最初は何をしたらいいのかさっぱりわからないほどに行動の自由があり、方向性もおおまかにしか示されない。新大陸にすぐに行くことも可能だが、多くの場合は返り討ちに遭うだろう。

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このゲームの醍醐味は戦わずしてゲームクリアを目指すこともできる点にある。結局はそれなりに金も稼いで名声も上げて、世界中を周りながら戦ってレベルも上がるのだが、プレイヤーの好みで攻略方法が様々にあるというのが面白い。当然、クリアの仕方によってエンディングにも違いが出てくる。

味方になってくれるキャラも総計12人+αと多く、個性的なメンバーが集まる。メンバーどうしの会話も非常に楽しい。セリアとラズベルとアガタが好きすぎてたまらない。男性陣は残念ながらロクなのがいないと思うのは私だけだろうか。

スティルメイト04

世界中を周りながらアイテムを集めたり、あちこちをお遣いして回るのは人によっては苦痛かもしれないが、それが苦痛ではない人には楽しい船旅となるだろう。時折襲ってくるモンスターや、自然の驚異が旅にスリルを与えてくれる。

最終的にあれこれ頑張ってメインのイベントを100%クリアすると真のエンディングを迎えることができるが、おそらく攻略サイト無しだと厳しい。作者サイトに詳細な攻略情報があるので、どうしても厳しいという人は見てみると良いだろう。筆致が優れているので読み物としても充分に楽しめるはずだ。

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冒険中はギスギスしている面もあるが、キャラクターの愛情度によってミーティング時のセリフが徐々にデレたものになっていくのも面白いし、最後のエンディングでは仲良しぶりにちょっとウルっときてしまった。

テキスト量も小出しにしているが、相当量あり、そしてセリフ回しが上手なのでストーリーもとても楽しめる良作。

時間がある人なら何十時間でも100時間でも楽しめると思う。
逆に時間のない人や、速攻で何でもクリアしたい人には不向きなゲームだ。

こういうゲームを何年もかけて作ってくれた作者には本当に感謝だ。
そして、ゲームへの愛情を非常に強く感じる。これがまたフリーゲームの醍醐味だろう。

ツクール2000というのはもはや古いゲームエンジンだが、シンプルなゆえに名作も多い。
ゲームのアイデアとして、こういうのもあるのかと関心することが多いので、スティルメイトはフリーゲーム好きなら是非プレイしてほしい。

ひさしぶりに大航海時代がやりたくなるなぁ。

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