暇つぶしに、そして頭の体操にいつも付き合ってもらっているボナンザ(bonanza)という将棋ソフトがあるのだが、ソースなどを非営利なら自由に使っていいらしい(かなり大ざっぱな説明で申訳ないが)。
そんなボナンザの思考をもって作られたブラウザゲームが以下の56将棋。
見てわかるように、5×6マスに将棋を縮小したもの。
個人的にはUIが非常にシンプルかつキレイで感心した。こんなセンスがほしい。
56将棋は普通の将棋と少し違うポイントがいくつかあり、中でも角筋が交わらないという違和感は普通の将棋に慣れている人だと非常に強いかもしれない。
ただ、やってみるとやはりそこは将棋。いかに数的優位を作り、かつ相手を自由にさせないかということをよく考える必要があり、思っていたほど簡単には勝ちきれない。
一応、ちょっとやってみて最高レベルに勝つことはできたものの、やはり思考がボナンザだけあってかなり手ごわい。ちょっとした勘違いから悪手が出ると、一気に持っていかれる。
本家の将棋と比較すると駒の数も少なく、また戦場も小さいため、そこまで難しくはないので、ボナンザに勝ちきれない私のような人でも勝ち目があるので是非リベンジしてみよう。
ちなみに、初級コースからあるのでどんなレベルの人でも楽しめるようになっている。
まったく知らなかったのだが、Bonanzaソース完全解析ブログというブログには、ボナンザの思考や評価などが詳しく解析されている。私には見てもあまりわからなかったが、そんな研究ブログが出るくらいにはニーズがあるのだろう。
将棋のメジャータイトルにもコンピュータ将棋が名を連ねるようになりそうだし、将棋の名人がコンピュータ将棋に敗北、碁でもAlphaGoが中国のチャンピオンを破ってしまったらしいし、人工知能の発達と挑戦がものすごいスピードで広がっている。
今後、多くの分野で人工知能が活躍するようになるだろう。こちらのブログにも見られるように、自動運転が進めばタクシードライバーなども激減するようになるかもしれない。
もう、AIに人間と同じことはできないなどと考える時代ではないのかもしれない。
最近、この手の情報に戦々恐々としているのは、自分でもなぜなのかわからない。
それによる社会変革は、インターネットの登場時と同じく大きなものになりそうな、産業革命レベルの出来事になりそうな気がしてならず、その変化の波についていけるのか怖いと感じているのかもしれない。