だいぶ遅くなってしまっているのだが、例年やっているプレイしたフリーゲームを振り返っての個人的ランキングづけをしたいと思う。
1位:Village of Cyber
【参考】人狼に乗り遅れた私も人狼に飛び乗れた良作人狼フリゲ「Village of Cyber」
人狼ゲームの「Village of Cyber」が2017年の個人的ベストゲーム。
毎回入れ替わる人狼役、そしてコンピュータの嫌らしい思考など、コツがわかってもそう簡単に勝つことはできない難易度の高さ、スリリングで美しいグラフィックなど、リアルな人狼とはまた違った楽しさを味わえる。
何よりぼっちでもできること、夜中にできることはポイントが高い。やり込み要素も十分にあるので、目標をもってプレイできる。
ホラーが苦手でなければ、誰に勧めても満足してもらえそうなゲームだと評価。
2位:真・女神転生
【参考】原作レベル、もしかするとそれ以上のクローンゲーム「真・女神転生」
名タイトルのクローンゲームを2位に推すことにする。
思い出補正が強いから評価が高いのかと思ったが、やはり引き込むストーリー性や疾走感のあるサウンドなど、通常のフリーゲームでは出せないプロの仕事に、開発者の情熱がプラスされた素晴らしいゲームだと考え直した。
メガテンに慣れたからか、ゲームバランスが良くなっているためか、オリジナルを初見でプレイした昔ほど、カテドラルに絶望感を感じなかったのがちょっと残念だが、プレイしやすいゲームになった。
3位:ゲームで裁判員! スイートホーム炎上事件
【参考】裁判員になる前にやっておきたいフリーゲーム「ゲームで裁判員! スイートホーム炎上事件」
代わり種のゲームだが、ゲームを通してできることについて考えさせられた。
職業物というのはやはり、リアルなだけに面白く、また現実世界における本職の人々に敬意を払うキッカケとなる。このゲームなら裁判員や弁護士について考えることになるし、有料ゲームだがカドゥケウスやHOSPITALなら医師についてよく考える。
架空の錬金術師や武器屋、宿屋、アイテム屋さんよりも、ずっと真に迫ってくるものがあり、実際の人生にも役立つような気がする。
こういうゲームがもっと増えてほしい。
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4位:ロンドリア物語
【参考】ちょっと雰囲気軽めのファイアーエムブレム風SRPG「ロンドリア物語」にハマる
【参考】何度も遊べる良作SRPGへさらにパワーアップ。「ロンドリア物語2」が面白い!
ロンドリア物語は1も2もプレイしたが、何となく1の方が良くできている気がする。
クセがあるけど憎めない、そんなキャラクターたちに愛着も湧くし、様々なパターンで攻略したくなってくる楽しいSRPG。小学校高学年から中学生くらいの男子が喜びそうな、ちょっとおバカでお色気も楽しめ、それでいて本気で頭を使う良いゲームだと思う。
5位:スティルメイト
【参考】フリーゲーム好きなら絶対やるべき大航海RPG「スティルメイト」
大航海時代とドラクエを足して割ったようなフリーゲーム。
今なお修正や改良が続けられているというのは驚きの一言。
たくさんのキャラクターが織りなす人間模様や、世界の地理、なかなか進みそうで進まない船とストーリーなど、クセのあるゲームだが、ハマると抜けられない魅力的なゲーム。
振り返り
今回は時期が遅くなっていることもあり、紹介があっさり終わった。
いろんなゲームをしているが、やはりテキストの良いゲーム、世界観のあるゲームは良いなぁと思う。フリーゲームはいろんな設定があるものだが、その設定や世界観を上手く言葉で、もしくは行間で伝える筆致はやはり重要だと感じる。
2017年には他にもマリモパンツ完全版やRIDEGEARなどの秀逸なゲームもプレイしたし、悠遠物語や巡り廻るなどの名作もプレイしたが、個性と難易度、またやり込む楽しさなどから上の5作品をベスト5にしたい。
2018年は実はすでに5~6作ほど攻略しているのだが、どうにも評価しがたい、紹介をためらうようなものが多く、今一つ筆が進んでいない。
せっかく書いて紹介するのだから、乱雑にではなく、心から良いと思ったものをできるだけ紹介するようにしたいと思う。
これだけのクオリティのゲームが巷に無料で溢れている現代は幸せだと思うが、ゲーム中毒なるものも社会的に本気に心配されつつある。子供を持つ身としては心配なところだ。ゲーム中毒になるのは個人的にはゲームそのものではなく、その人の環境やしつけの問題が大きいと思っているのだが、個人的な推測にすぎないし、今のゲームはそれだけ手軽で魅力的でもあるため、何とも言いにくいところ。
2018年はゲームを取り巻く動向にも少しアンテナを伸ばしておきたいと思う。