最近のアフィリエイト業界を考えると結局王道かと思う

必要に迫られたこともあり、最近のアフィリエイト事情を調べてみた。

最近のアフィリエイトは、一昔前と比べてブログの影響力が落ちて、より一般的なWebサイトおよびSNSに力が入ってきている。

様々なまとめサイトが転載禁止になったりしているのは、不当にアフィリエイトで稼ぐということが横行してしまい、インターネット上の情報がコピーと価値の薄い情報、著作権の侵害で溢れてしまう危険性があるからである。

また、アフィリエイト目的のブログが増えすぎたこともあり、内容の薄いものが増えてしまったことも、アフィリエイトの軸足が移ってきたことに大きく影響しているようだ。そして、ブログを支えた一大技術のひとつであるRSSも、その役割が少しずつ小さくなってきた。このことはGoogle Readerがサービスを終えたことや、最近のブラウザや携帯デバイスのガジェットでもデフォルト搭載したものが減ってきたことからも明らかであり、ここ10年ほどRSSに頼って情報収集してきた私としては寂しい気持ちもする。

あれほど出ていた「●●ブログでかんたんアフィリエイト」的な多くの本があと数年で完全にオワコンになっていくのだろうと、書店の本棚を見ても感じるようになった。また、無料のブログサービスがどんどん減ってきているのは、ブログによる広告収入をブログサービスも受けられなくなってきているからだ。ブログサービスごとに広告があるのだが、その広告よりも他のASPからの広告の方が洗練されているため、ユーザーも広告を見る人も広告主も、ブログサービスの広告は見向きもしなくなった。そして、採算の上がらないシステムは淘汰されながら軟着陸に務めている。

ASPの提供するサービスを見ても、バナー広告やクリック課金型の広告がだいぶ減り、成果報酬型のアフィリエイトが圧倒的に多くなった。これは広告効果を測定する技術が発達し、より効果のある掲載先を探すようになったからだ。バナー広告はネット広告会社が広告効果が見込める掲載先を徹底的に探すようになったからだし、クリック課金型は、国内ではほとんどGoogleとマイクロアドのシステムを使って行なわれるようになった。ノウハウも顧客も蓄積のあるところだけが生き残り、一言で言って寡占が進んで細っている。

結果、広告主に負担がない成果広告型のアフィリエイトが大部分になった。これはホットペッパーやぐるなび、グルーポンのクーポン乱発と同じく、広告主に負担が無いから、どれだけやっても大丈夫なのである。

一方で不況下、アフィリエイトを副業にしたい人も増えてきたので、利用者は多く、数多くの広告がネット上には溢れている。

そうした状況下で、最近はSNSを使った広告が増えている。しかしながら、ハードルは高く、twitterなら1万フォロワーはいないと効果が薄いと見られている。ボットをうまく使えば簡単にフォロワーが増え、広告効果も売上も上がるという人もいるが、そんな簡単なのは情報商材の主人公の話だけである。進研ゼミのマンガ並にご都合主義であり、現実はもっと厳しい。SNS運営側もブログの二の舞にはなるまいとスパムや広告のチェックを厳しくしている。

今はLINEやカカオトークのようなコミュニケーション用アプリが全盛期だ。こうしたアプリを利用したアフィリエイトが今は情報商材のカモとなってしまっている。高校生で180万円稼ぐとか煽って盛り上げようとしている。今後、ここが主戦場となっていくことが予想される。

また、スマホやタブレットという新デバイスへの対応も当然行なわれるようになってきている。Webサイト制作側では、それぞれのデバイスの特徴に合わせてページの構成も変えるべきだと主張するし、その効果測定もそろそろデータがたまってきて一定のモデルができつつある。

スマホが主流になってからの2~3年で、変化が大きく起こった感がある。

しかし、今後もこういうことがあると考えると、結局は変わらない王道を追求するのが一番効果があるのだろう。すなわち、内容あるコンテンツを含む、普通にドメインをもって普通に作成されたサイト(ブログ含む)がPVを続けてもち、ページランクも高く、そして広告を載せるなら効果も高まるはずだ。

ゆめゆめ、流行に流されてはならない。

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