こういうRPGがしたかったというフリーゲーム「Mystic Star」

今回はフリーゲーム紹介。

フリーのRPGはRPGツクールがRPGの製作を目的にして作られているため、なかなかレベルの高い作品が多いが、今回紹介するMystic Starは、SFCで発売されてたならきっとシリーズ化されていただろう素晴らしい作品。

【New RPG Project (作者サイト)】

作り手の愛情とこだわりが随所に感じられ、またセンスだけで作っているわけではない研究の跡があちこちに伺える。ゲームの中でマンネリしたり、面倒に思えてくる要素に対して非常にサービスが行き届いているので、テンポよく、ストレスなくゲームを進行することができる。

ストーリーは王道そのもの。王子ロビンと主人公ハルトが王からの試練を受けた後、城が魔物たちによる謎の襲撃に遭い、各地を転々としながら助けを求め、仲間を得て、魔物たちを操る黒幕を倒すための旅に出て行く。しかしてその黒幕は意外な人物だった。

本作品の特徴は、SFC時代を思わせる昔懐かしいドット絵のグラフィックと、多種多用な育成システム。装備、魔珠、スキル、陣形が自由に選べるし、メインキャラクター8人の中から好きなメンバーでパーティーを組むことができるため、様々な戦い方を考えることができる。

ドラクエのようでFFのようで、ロマサガのような、そんな懐かしいRPG。

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ゲームは序盤は一方通行で、船を手に入れるところから一気に選択肢が広がり、わけもわからず世界の裏側に行こうとして海上で強敵に襲われて瀕死、というドラクエⅡの頃からよく見たようなシーンにもお目にかかれるし、意外なところにダンジョン、意外なところに超強いボスキャラ(FFのオメガみたいな)がいたりするので、手探りで冒険をしている感じですごくスリリングだ。

そして、ラスボスが桁違いに強い。他のボスは何だったのかという別格ぶり。ただ、レベルさえ上げれば問題なく勝てるのだろうと思われる。

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クリア後(でなくともできるが)に解放されるハード、エクストラではまだプレイできていないが、強化されたボスと戦うのは強くなってニューゲームだとしても簡単ではないだろうと予想される。

私の攻略記録(ノーマルモード)を少しだけメモしておくので、これからプレイする方は参考にしてもらえたら幸いだ。ちなみに地名やイベント名は適当にわかる人にわかる程度に崩しているので注意。

●パーティー編成は、終始、ハルト(物理アタッカー兼メイン回復)・ロビン(小技、撹乱担当)・イナーシャ(メイン火力)・メア(万能屋)。

●船入手後→地底→武術大会→賞金稼ぎ→大樹→廃墟→海底→あの世?→竜人→雲の回廊→神獣退治(2匹。もっといる?)→ラストダンジョン

●ラスボス討伐レベルは全員36。陣形はヒット&アウェイ。とにかく戦局を安定させてカウンターと吸血系攻撃でダメージを稼いだ。とはいえ、コマンドを間違えば一気に壊滅的損傷に繋がる綱渡り戦闘。イナーシャとメアの青奥義が強くて良かった。赤奥義は覚えたけど使い方がわからなかった。それでも何とかなるもんだ。

●プレイ時間:約24時間(リセット入れると28時間程度?)

●キャラクターとしてのお気に入りは、メア、メア母、マックス、スケさん、ロビン。しかし最高に好きなのはイナーシャ様。ちょっとキツイのが、慈愛が低いのがいい。エンディングまで引っ張るとは(笑)。

このくらいのゲームであれば、本当にお金払ってもプレイしたい人はいくらでもいるだろうと思う。製作者の情熱と技術に感謝して、このゲームを紹介させてもらった。

それにしても、RPGツクールは2000くらいが一番プレイしやすいと思うのだが、製作側としてはどのバージョンが一番良いのだろうか。うーむ。

まあ、とにかくミスティックだったよMystic Star。

ちなみに、ミスティックは「神秘的、秘伝の」という意味。Myth(神話)の変形です。意外と知らない人が多いので一応一言触れておく。

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