ボナンザになかなか勝てないのは自分の弱さ

頭の運動にと、時々将棋ソフトBONANZAで遊んでいるのだが、全然勝てない。

幼少の頃は将棋を本当に好きで、プロ棋士になりたいとまで思っていたが、小五の時にアマチュアの二段くらいのお兄さんに負けて以来、すっかりやる気が無くなってしまった。今思えば、後の活躍を見るに当時その人は二段以上の実力があったので、「アマ二段でこの壁の厚さなのか」と思った私は不必要に夢を壊してしまったと思う。

さて、今日も対局してみたが、やはり負けた。

昔から将棋ソフトには相性が悪い。読みを適当にして大局観に頼って指すからそうなるのだろうが、読みを続ける頭の体力が無いのである。毎日デスクワークで頭の体力を使いきっているので、何となく将棋になってしまう。だから強くならないのだろうと思う。

BONANZAは頭の中が覗きやすい(表示出るし)のだが、だからと言って対策が思い浮かぶわけでもない。物事を深くしっかり考えるべきだと思うのだが、それができない。だから負けるのだろう。

また、所詮は遊びだからということもあり、今ひとつ本気になれない。戦績を見ると、居飛車の方が良いのだが、好きな振り飛車に走ってしまう。基本的に振り飛車は受け将棋の方が向いているので、コンピュータが攻めてくるまで待てない私のような人は向いていないのだろう。しかし、駒が無駄なく皆動き回る将棋が好きなので振り飛車をついつい指してしまうのである。

昔、将棋\の先生(将棋部の顧問)に言われたことがある。

「お前は攻めてる時はいいが、受けに回ると弱い」

色々思い出しているうちに、終盤、凡ミスからまた負けてしまった。

面倒くさがりな性格、自分の思うとおりに出来ないと弱くなる性格、そういう性格が将棋に出ているのだろう。性格の変化が将棋の変化に繋がるのだろうか。それとも、将棋を変化させようとする中で性格が変わるのだろうか。プロ棋士たちの名言を見ていると、彼らのメンタリティが見えて非常に面白く、やはり彼らは精神性の高い生き物であると思い知らされる。

強い精神を持ちたい。

BONANZAに勝つことが目的ではなく、BONANZAに勝てる精神力、コンピュータに負けない精神力を持ちたいと思うのだ。それが人間としての自負心である。プロ棋士vs将棋ソフトの電脳戦は盛り上がったが、プロ棋士側に勝ってほしいと思うのは自分を投影してしまうからだろうか。

人間の精神は偉大である。それをいつまでも信じていたい。

将棋で負けても、精神では負けたくない。

今度こそ勝つぞと信じて。

先手7六歩。

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