ストライダーは子供だけでなく親のテンションを上げる乗り物

このブログの読者で、ストライダーを知っている人がどれだけいるのかちょっと検討つかないのだが、ストライダーは小さな子供がいる家庭であれば一度は見かけたことがあるだろう人気の乗り物だ。

このストライダー、自転車のおもちゃみたいなものだが、価格で言えば自転車とほとんど変わらない。しかしなぜ、これが今人気になっているのか。

幼い子供からすると、自分で地面を蹴って進まなければならないが、お兄さんお姉さんが乗っているような自転車に乗っている気分になれるからとにかく嬉しい。一度地面を蹴ると、歩くよりもずっと進むから楽しい。速いから嬉しい。ちょっとグラグラするのもまた楽しい。

発育面で考えても、バランス感覚を養い、自分の足で地面を蹴るので足も強くなる。外に出て遊ぶことが楽しく感じられるなどメリットが多い。

さらに、よく考えて作られていて、自転車でありがちなケガを防止するためにいろんなアイデアが詰め込まれている。詳しくはストライダージャパンの公式ページを参照。大人としても安心感がある。

それにしてもこのストライダー、最高によくできていると思うのは、大人たちへのマーケティングである。

まず、母親向けにはスポーティでかっこいいデザインのウェアやバッグ、ヘルメットなどのアイテムを提供している。もちろん、子供たちの使うアイテムだが、今はすぐにスマホやデジカメで我が子を撮影する時代。写真映えがするファッションはとても大事なことである。そして、それが話のタネになるからこそ、いかに可愛くかっこよく我が子を記録に収めるかというのは母親たちにとって大事なことでもあるのだ。

そして父親向けには、ストライダー用のカスタムパーツが提供されている。自転車もカスタムが可能だが、複雑だったり、競技用の自転車で無ければ、せいぜいステップをつけたりカゴを変えたり、傘ホルダーをつけたりするくらいだろう。しかし、ストライダーは違う。ホイールやハンドルカバー、サドルなど取替えが可能な部品が多く、またメンテナンスのためのアイテムも充実している。これらを駆使することで、世界で一台だけのストライダーを作ることができる。ミニ四駆をカスタムし、ポケモンやソーシャルゲームなどでコレクター根性を育て、ナンバーワンよりオンリーワンという中で成長してきたオタク世代にとって、これはアイテム収集欲とカスタマイズ欲をかきたてられる。しかも、自分の趣味なら妻に理解してもらえず支援もしてもらえないが、これなら妻も理解も支援もしてくれるし、子供も喜ぶ。甲斐があるのである。

だから、ストライダーを中心にして家族のコミュニケーションが活発化する可能性を秘めているのである。これはまるで、かつてファミコンが「ファミリー」コンピュータとして「パーソナル」コンピュータ、つまりパソコンと差別化して個人でなく家族で遊べるゲーム機を目指して成功したようなインパクトである。その方向性は理念の薄い「プレイステーション」あたりから徐々に減退していって家庭用ゲーム機はより個人向けになっていってしまったと感じる。

それにしても、この親にも子にもウケる要素が満たされているストライダー、実はストライダーとして大会があるらしい。ある意味では徒競走。しかしある意味ではF1のような、ドライバーとメカニックが、そして応援(スポンサー?)が一体となる大会。大会の映像はなかなかに熱く胸を打ってくる。

まさにストライダーは、子供だけでなく親のテンションを上げる乗り物なのだ。

そりゃ、人気が出るのも無理がない。

ただし、商品の特性上、期間は限定されるので、家族みんなで楽しみたいならお子様がまだ幼いうちから始めることをオススメしたい。

今回、まるでステマ記事だ。すまない。私もテンションの上がっている親なのだ。

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