「レスつく!」がいまひとつなのが惜しくて苦言する

書こうか書くまいか悩みに悩んだが、どうしても書かずにはいられない。

サミーが手がけているスマホゲーム、「プロレスラーをつくろう!」が何か惜しい感じが否めない。

【プロレスラーをつくろう!(公式)】

このゲーム、もっとよくなるはずなのだ。これほど頑張って多種の技のモーションをキャプチャーしているプロレスゲームはなかなか作れない。今のプロレスの技はちょっとした違いが技の違いになるので、そのちょっとした違いを全て見えるように作るのは大変で手間なのだ。しかし、それが完全ではないにしろ、一定のクオリティで行われているのはすごいことだ。

しかし、見せ方やゲーム性に問題が多いと感じる。プロレス技の再現にこだわりすぎて、プロレスらしくない。製作者がプロレスが本当に好きなのか疑問になる。このコンテンツをブシロードが泥士朗が持っていたらと悔やまれるレベルである。

プロレスが好きなら、もっと「愛着がわく」ゲームを目指すはずである。そして、「スペックだけでは勝てない」ゲームを目指すはずである。

全体的にデザインにかけているエネルギーが不足している。これが一番愛着がわかない原因だろうと思われる。本当に作りたいキャラクターを作れない。そして、作ったキャラクターの戦績や名場面などを残すようなシステムが欲しかった。

よく考えてみてほしい。「ダービースタリオン」シリーズはどうして成功したのか。苦労してプレイヤーが育てた馬を大事に扱ったからだ。戦跡を記録し、表彰し、ビデオを残せるようにし、種牡馬にしたり母親にして子孫を作った。

この「レスつく!」にはそういうものがない。スマホのギャルゲーのシステムを男くさいプロレスの世界に持ち込んだだけのような、そういう感じがしてしまっている。コスチュームで能力が変わるのもまずい。彼らはアイドルではないのだから。

運営側があれこれイベントを作らなくても、プレイヤーが勝手にベルトも作って団体も作れるようにはできなかったのだろうか?その方が盛り上がったと思う。それがプロレスの醍醐味だからだ。専用のチャットルームと対戦用のインターフェースを提供できれば十分だったのではないかと私は思う。そういう部分で課金した方が良かったのではないだろうか。

他にも、データの読み込みが頻繁でもっさりして感じるのと、試合に入る前の部分の演出やトラッシュトーク、入場などの要素がほとんどないことなどが気になる。また、技カードも文字だけではなく、イラストが欲しかった。

そういう意味で、プロレス好きの意見としては、レッスルエンジェルスみたいにプロレス好きが作ったギャルゲーの方が結果としてプロレスらしいと感じてしまうのだ。それらの方がずっとキャラクターに愛着がわく作りなのである。プロレスらしい戦い演出することはあまりできていないが。なお、個人評価ではリング☆ドリームは論外である。TRPGの時の熱さはどこに行ったのやら。

ということで、レスつく!の運営はもっと研究して頑張ってほしい。ソーシャルゲームの良いところは、リリースしてからでも作れることだ。よりプロレスらしく、プロレス好きが食いついてくるような運営を目指してほしい。

 

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