ゲリラ豪雨にあった話

日本を襲う自然災害、その瞬間(とき) [DVD]
テクニカルスタッフ (2013-06-26)
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先日、ついに噂のゲリラ豪雨を食らうことになった。

仕事で外出した日、夜になって家路に向かうその帰りである。

車を運転していたら雨足が少しずつ強くなり、強くなり、強くなり、強くなった。

・・・いつになったら弱くなるんだ!

と思っていたら、弱くはならず、最後には結局ものすごいことになっていた。

窓には水滴が貼りつき、視界は悪く、ワイパーがせわしく動いた直後しか前方もきれいに見えない。何層もの水の向こうに見えるサイドミラーは、何の役にも立たないほどに視認できなかった。

しかも、雷まで光始めた。絵に描いたような稲妻。

と思った矢先に、視界が光で染まる。目が眩む。前後に他の車がいなくて良かった。稲妻は不思議なもので、視界が完全に光でいっぱいになるのだが、その後に全然響かない。直接自分に向かって飛んでくる光ではないからなのかもしれない。

近くの川はものすごい勢いで増水し、流れ、排水路には水が盛り上がりながら我先にと流れ落ちていく。しかし道路の水かさは増して行く。

視界も悪いので車線変更をするのも怖く、命からがら何とか駐車場に車を運び、駐車したものの、雨は一向に止む気配を見せない。しばらく待機する。

5分後。事態はさらに悪化。さらに近くの避雷針に2~3発雷が落ちる。太い稲妻を一日にこんなに見る機会があっただろうか。さらに風も強くなってきた。

これは車にいるからと安全には思えないし、家で妻と息子も心配しているだろうと思い、決心して傘を握り締め、車のドアを開ける。

強風と共に吹き込んできた豪雨が、傘を外に出す間も与えずに私の右半身をずぶぬれにする。慌ててドアを閉める。呼吸を落ち着かせる。

再度決心して傘を開き、風に逆らうように傘を押し出して車を出る。雨と風が予想以上に重く、傘を短く両手で持たなければ支えることができない。角度が少しでも悪ければ傘は折れ、吹き飛ばされそうだ。台風の中外出したことは何度もあるが、雨の重さが比ではない。

しかも、傘を差しても雨は風にのって吹き付けてくる。結果、傘は差しているもののずぶぬれになる。しかも、車を出て10秒で体温が奪われ、体が震えだす。7月だというのに、何でこんなに寒いのか。

結局、頭からつま先までびしょびしょで帰宅。そのままシャワーを浴びてやっと人心地がついた。

テレビをつければ、地域に警報が出ていて避難勧告が出ている地域もあった。

やれやれ、噂のゲリラ豪雨はここまですごかったのか。

いつ止むともわからない雨を見ながら、自然の驚異の前に、人間は小さいと改めて感じるのだった。

一応、世の中にはゲリラ豪雨用の傘というのがあるのだが、布を一枚織りにしてあるから雨が漏れないとか、骨が強いとか、そういう代物らしい。いや、正直言って漏れるとか漏れないとかいう問題じゃないと感じた。傘が雨漏りして困るとか思う前には濡れているのだから。まあ、気休め気休め。それでも無いよりマシか。

何にせよ、ゲリラ豪雨が来たら無理せず雨宿りだ。大昔から人間は嵐の時には身を隠して祈って生きていたのだ。そういう自然との付き合いが、文明が進んだ今もまだまだ必要なのだろう。

ゲリラ豪雨はニュースで見るのと、実際に遭うのは全然違う。ゆめゆめ気をつけるべし。

余談だが、ゲリラ豪雨で検索したら「ゲリラ豪雨に打たれてスケスケの~」みたいなAVがたくさんあることに驚く。命が欲しければ、欲情する前に帰宅すべきだ。

まさに「水でもかぶって反省しなさい!」

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