高齢化社会の象徴?年寄りが頑張るRPG「Legend of Lemuria -第二次人魔大戦-」

キャラクター設定が日本離れしていて秀逸なフリーRPGを発見した。

それが今回紹介する、「Legend of Lemuria -第二次人魔大戦-」である。

【作者サイト】

このRPGの最大の特徴は、主人公がジジイであることだ。

そして、ジジイじゃなければ言えない言葉、説得力があふれていることだ。スクリーンショットを見ても、何か違うのが伝わってくる。

Legend of Lemuria -第二次人魔大戦-

なぜジジババなのにリアルタイムで成長するシステムになっているのかという点や、現役時代を超えるレベルに到達できるのかという点には全くの謎だが、そこはゲームなので看過してあげよう。

このゲームはメインのシナリオモードと、シナリオモードの進行に合わせて使用可能なキャラクターが増えてダンジョン攻略をひたすら行っていくエキストラモードの二種類があり、どちらも数時間でクリアまで行けるお手軽設計になっている。

シナリオモードは、第一次人魔大戦というレムリアに澄む人種たちと魔族との戦いであり、そのクライマックスから始まる。そして、本編はその50年後である。

Legend of Lemuria -第二次人魔大戦-

Legend of Lemuria -第二次人魔大戦-この若い頃の主人公たちは、50年後に再び人魔大戦を経験することになるが、腰が痛かったり物忘れが激しかったりという諸事情によりなかなか動かないが、最後はやはり使命感と勇気で第二次の人魔大戦に挑むのである。珠玉のストーリーではないか。日本は萌えばかりが主役では決して無いのだ(と信じたい)。

Legend of Lemuria -第二次人魔大戦-

先頭はカウントタイムバトルというシステムで、敏捷値と行動によって付加される隙、そしてコンボなどの要因で行動順が決定される。シナリオモードくらいなら、あまり気にしなくても何となくクリアできてしまうが、エキストラで奥まで行くのならこの仕組みはちゃんと理解していないと酷い目にあってしまう。

あとは特筆すべきことはない、普通のRPG。しかし、何かジンとくるのはFF5の暁の4戦士を見て育った世代だからだろうか。作者もきっとガラフが好きだったのではないだろうか。

世代交代に悩む我が国だが、何事も世代交代ばかりを望んではいけないとこのゲームをしながら私は感じた。世代交代ができるまで、上の世代が頑張り続けないといけないし、一緒に連れまわした中で人が育ち、後世を担っていくのだ。

こんな説明をわざわざしなくても伝わってくるものがあると思うが、まだ社会で労働をしたことのない若者読者のために述べておく。

このゲームをしたなら、年寄りを大事にし、会社やアルバイトの先輩には積極的に教えを乞うてほしい。そして、成長し、明日を担ってほしい。

Legend of Lemuria -第二次人魔大戦-時は流れることを止めず、命あるものはいつか終わりが来る。

その時に、果たして人は何を残して去っていくのか。

世界は残されたものが積み上げられたものである。

明日を作るのは、名もない英雄たちの今日の生なのだ。

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