200時間を超えてやっとelonaがクリアできた話

今回は久しぶりにゲーム記事を書く。

というのは、ひとつのゲームクリアに207時間も要したからである。

そんな時間のかかる、しかしそれでも病みつきにさせる、非常に中毒性の高いフリーゲームが今回紹介するelonaである。

フリーRPGの世界では超有名ソフトとなっているが、以下のサイトに案内が色々あるので見てもらえたらと思う。

【Elona(公式)】

【冒険者の休息所(wiki)】

【イルヴァ資料館(資料集&ファンサイト的なもの?)】

残念ながらスクリーンショットをほとんど撮れなかったので、テキストばかりで紹介させてもらうことにする。画像検索で「elona」とすると恐ろしい数が出てくるのでそちらを見てゲームの雰囲気は感じてほしい。

この作品は非常にユニークで、しかもフリーで提供されている。そして中身がものすごく凝って作られているため、商用ソフトをある部分では凌駕した品質になっている。

私がプレイしたのはver1.16、安定版と呼ばれるものだが、これは製作者がこれ以上の開発を放棄したため、安定した最新バージョンとしてはここで止まっている(不安定な1.17などのバージョンはある)。しかし、開発停止と共にソースコードを公開したことで、ヴァリアントと呼ばれる派生作品がいくつも作られているのも特徴だ。

作られたのはけっこう前だが、その品質は折り紙つきである。

ゲームのストーリーは上記のイルヴァ資料館を見てもらえたらすんなりわかると思うが、おそらくゲーム中(特に初見)ではよくわからない。メインダンジョンが進行するたびに断片的に物語の進行が見えるのだが、メインダンジョンが先に進むのは多くの場合は数時間~数十時間後と思われるからである。覚えられん。

しかしストーリーや展開はなかなか面白く、一見の価値ありなので読み物として上記サイトなどから読んでみるのが良いのではないかと思う。

さて、このゲームは「キャラクターが成長するゲーム」であり、また「何をしてもいいゲーム」でもある。

キャラクターは多くの種族から選択できるし、いくつかの職業からひとつを選択できる。これだけでも組み合わせは多いのだが、初期能力はランダム生成だし、その後も病気やフィート(特殊能力)、種族ごとの生まれ持った特徴、そしてこの作品特有のエーテル病(強烈すぎる環境ホルモンみたいなもの)がキャラクターの性質をゲーム開始後もどんどん捻じ曲げていく。そのため、レベルと強さが釣り合わないことも多い。また、キャラクターの成長に関わる潜在能力という数字があり、能力値や技能レベルの全てに設定され、レベルと関係なく能力アップが起こっていく。

よって、レベルはある程度の実力の知らせるが、本当に「ある程度」でしかない。

私は妖精のピアニストで始めたが、装備の重量制限のために物理攻撃力に乏しく、ひたすら魔法(と魔道具)に頼るしかなかった。しかしこのゲームでは魔法を覚えるにも金と根気が要るし、覚えた魔法もストックと呼ばれる使用回数を使い切ると無くなってしまうので維持が大変である。

特に後半、敵のレベルが上がると自動的に耐性を持つ敵が増えるので、火力不足が目立つシーンが多かった。ウンガガとゼームに何度殺されたかわからない。

メインクエストのラスボスであるゼームは魔法攻撃が強烈な上に、どんどんモンスターを召還してくる強敵で、しかも追い詰められると最大HP(めっちゃ多い)の3分の1程度を回復するという困ったやつで、しかも魔法耐性がやたら高い。他のメインクエストからゼームへは一気にレベルが上がるので、どこまで強くなれば倒せるのかが掴みにくいのである。

結局、レベル43で、仲間を8人(3人と5体)を引き連れてタコ殴りにして何とか倒すという方法でメインシナリオをクリアすることができた。

しかし、その後もゲームは続く。その後は開発途中で終わっているので、実際には遊べるけどもやりこみを通して遊ぶくらいしか今はできない。ヴァリアントをプレイしている人ならその先もあるようだ。

私の心残りとしては、魔術師ギルドでうっかり魔法書を読み損ねてキューブが大繁殖してしまい、ギルドが壊滅してしまったので取り返したいのだが、もう画面の80%をキューブが占める状況になっていて手がつけられなくなっている。画面外でギルドメンバーが復活してはボルトを放ち、キューブを再生産しているのでどうしたもんか。メテオ2発で生きてるってどういうこと?

そんなこんなで私は207時間、おそらく死んでムダになった時間を入れれば230時間くらいをプレイしてようやくクリアしたのだが、システムを熟知し、攻略に特化した猛者が1時間40分程度でクリアしている動画をニコニコ動画で見て泣きたくなった。

しかし、これだけやってもまだプレイしたくなるのだから、とんでもないゲームである。

PCでプレイできるフリーRPGの中でも、いつまでも遊ばれる名作として残るだろう。

製作者に感謝し、そしてやり遂げた自分を褒めてあげたい。

やりこみやエクストラダンジョンは、時間と相談。

 

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