マップの使い方が楽しい和風RPG「奈落天蓋」

最近はツクール製のゲームが多かった気がするが、今回は久しぶりにウディタ製の好ゲームをプレイしたので紹介したいと思う。

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【なごみやソフト(公式サイト)】

和風テイストのゲームを製作しているという、なごみやソフトというグループが作成した奈落天蓋というゲームがとても面白かった。。

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いかにもウディタっぽい画面や操作感なので、最初はどうかなと思ったが、しばらく続けているうちに気づいたら虜になっていた。

ストーリーは、模範囚獄卒登用制度によって地獄の獄卒となったイミナが、同じ獄卒でありながら脱獄を試みたヨミを追いかけるところから始まる。地獄では人は記憶を失いながら地獄の責苦を受け続けるので、イミナもやはり過去の記憶が無い。言われるがままに地獄の各層を巡りながら、ヨミを探していく。

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このゲームが面白いと感じたのは、獄卒玉の存在と、マップの多様さ・仕掛けである。
獄卒玉というのは、このゲームの肝で、獄卒獣と呼ばれるモンスターの能力を封じ込めた玉で、これを装備したり道具として使ったりしながら戦闘やイベントを進行する。

獄卒玉の有無でゲームが楽にも苦にもなるほどの重要要素だ。

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そしてマップは仕掛けが多く、アイテムが手に入ることによってどんどん活動範囲が広がるのがプレイして楽しい。思い出したように戻ってみると、サブイベントや隠れていたアイテムが手に入ったりするのも楽しく、いろんな楽しみ方があるのが良い。

若干、進め方やアイテムについて情報が不足している部分があるのは否めないが、メインのストーリーをおいかける上では問題となるようなことは無いと感じた。私はver1.00でプレイしたが、更新版では少し情報が増えているらしい。

プレイ時間も普通にやれば10時間かかるかどうか程度で終わるので、プレイしやすい長さであると感じた。コンプリートを目指すのであればそれなりにやりこむ必要があるのだが、それほど大変な部類ではない。

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例によって攻略の参考になりそうなことをいくつか書いておくと、

奈落の最下層に行くために必要なアイテムが5つあるが、
これらは

  • カクマロとマルマロのイベント解決
  • 超合金サバ(@どこかの滝の上)でカリーを作るイベントを解決
  • 温泉イベントのクリア
  • 銀のコバン30個
  • カグツチに作成してもらう

といった作業が必要になる。

ネタバレしないようにぼかして書いている点はご了承いただきたい。

銀のコバンはマメに小地獄の中にも落ちているので、いろんなところを調べる必要があるので見落としに注意しよう。

時々ボスで手ごわい相手に遭遇するが、状態異常が割と聞くので、何とかなる。毒や渇きはけっこうえげつない威力があるので、敵にも有効だが、仲間がやられたら早めに回復してあげるようにしよう。

また、図鑑は見ていても面白いし、あっと驚く使い方のヒントが書いてある。ちゃんと目を通しておくことをオススメしたい。

周回プレイになると、一部のアイテムと取得経験のある獄卒玉1つずつを引き継いで再度プレイできる。周回プレイでは資料室に入っていろんな情報を確認することが可能だ。高感度なんてあったのか。。。

昔ながらのRPGのようなテキストは少ないけれども世界観がしっかりしたゲーム。

いったんもめんのデザインがNGじゃないかとも思ったのだが、そもそも日本の妖怪の多くを整理し、まとめ、時には創作したのが故水木しげる氏だともいわれるので、これはギリギリセーフなのかもしれない。

地獄をめぐっているのに、なぜか楽しい、そんな日本ならではのRPGだった。

「Mystic Star」がゲームデザインとしても参考にされているそうなので、趣味が合ったのかもしれない。

参考:こういうRPGがしたかったというフリーゲーム「Mystic Star」 

かわいい仏像 たのしい地獄絵
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