受験生に知っててほしい使えるガチな栄養学

そろそろ受験シーズン(遅いかも知れないが)となってきたが、この寒い中勉学に追われている学生たちには本当にご苦労様と言いたい。

さて、そんな受験を控えた学生たちに知ってて欲しい栄養知識を今日は紹介したいと思う。とはいえ、このブログの読者に学生がどれだけいるのかは疑問なのだが、知っていれば役に立つことも多いだろうと思うので、受験生が身近にいる人は我が物顔で知らせてあげてほしい。

DHAが頭を良くするという話について

DHC DHA (20日分) 80粒

DHC DHA (20日分) 80粒

posted with amazlet at 16.02.16
DHC (2012-02-21)
売り上げランキング: 332

きっと今の受験生は「おさかな天国」を耳にタコができるほど聞いて育った世代ではないかと思うのだが、魚を食べると頭が良くなると言われている。

これは昔からDHAという成分が頭を良くすると言われているためだが、これは正しいとも言えるし勘違いとも言える。DHAはオメガ3脂肪酸と呼ばれる種類の脂肪分であり、これは血中のコレステロール値を下げる働きがあるので血行が良くなるという効能を持っている成分だ。

頭が良くなるというのは、「DHAによって血行が良くなる」→「脳に血液を通して酸素や栄養が行き渡る」→「脳が活性化する」ということであり、知識量が増えるというよりは元々持っている思考力や記憶力といった機能がしっかり働くという意味である。

別の言い方をすれば、魚を食べずとも、「血行を良くすることで頭は良くなる」し、脂肪分や糖分の多い食事ばかりしてドロドロ血液になると「血行が悪くなって頭が悪くなる」ということになる。

よって、受験生は健康的な食生活を心がけるべきで、勉強時間の確保という名目でインスタント食品やファストフードに偏るのは自傷行為だ。

バナナを持ち込め!

朝バナナダイエット

朝バナナダイエット

posted with amazlet at 16.02.16
はまち。
ぶんか社
売り上げランキング: 476,865

バナナといえば時短メニューとして若いOLには大人気だが、学生がバナナを食べている姿はほとんど見かけない。食事としてもおやつとしても中途半端な感じと子供っぽい感じがするからだろうと思われる。

しかし、バナナというのは非常に優れた栄養バランスを持っていて、特に脳を活性化させる効果が高い。吸収されやすい糖質と、豊富なビタミンやミネラルによって神経伝達を正常化することによって脳を働かせる効果がある。

脳は全身の10%に満たない質量であるにも関わらず、全身で使われるエネルギー源であるブドウ糖の40%を消費する大食い器官である。この脳にしっかりと糖分を補給することは脳を働かせるために必須であり、朝食を適当に食べてしまうと昼食前にはすっかりエネルギー不足となり、脳の働きが鈍り始める。

だから、お腹が空いてしまう前に、適当なタイミングで消化吸収の早いバナナを食べることによってテスト一科目分くらいのエネルギーを補給してしまうのだ。

食物繊維が多めなので、トイレ管理だけはしっかりする必要があるが。

GI値を考える

決定版 栄養学の基本がまるごとわかる事典
西東社
売り上げランキング: 117,085

GI値というのはグリセミック・インデックスの略称で、簡単に言えば血糖値の上がりやすさである。脳は血液が運んできた糖分をエネルギーとして消費するわけであるから、この血糖値がある程度上がってくれないとエネルギー不足になるのである。

もちろん、血糖値が過剰に上がると血流が悪くなるし、糖尿病の危険性もあるので、ただ上げておけばいいというものでもない。

GI値を考えるといっても細かく考える必要はなく、どういう食べ物がエネルギーになるスピードが早いのかを考えておく必要があるということだ。

これがわからないと、ご飯を食べたので頭が回らないというおバカな状態になってしまう。同じタイミングで摂取しても、GI値が違えばエネルギーになるタイミングが違うので、これをうまくコントロールすることで血中のブドウ糖の濃度を保つことができるのだが、たとえば満腹にすることだけを目的に食パンばかりを食べると、あるタイミングで急激にエネルギーが増えるが、それまでは死んだ状態になるということだ。

GI値が高いのは芋類やニンジン、ハチミツ類、砂糖など。
Gi値が低いのは玄米や葉野菜など。

試験中にエネルギーが切れないように、しっかり食べることと、バランスの良い食事をすることがGI値を意識しないで済む最良の方法だが、エネルギー切れを感じたらおにぎりやパンではなくチョコレートや甘いドリンクを飲む方が短期決戦では有効なのである。

レッドブルという元気になるヤツは使える?

レッドブル(Red Bull) エナジードリンク 185ml×24本(1ケース)
レッドブル
売り上げランキング: 832

こうしたイベントになると、やたらとエナジーを美化して翼を広げるように応援してくるレッドブルさんが目につくのだが、こうしたエナジードリンクがエナジーを出させてくれるのは間違いない。

レッドブルの成分はカフェイン、アルギニン、ビタミンB群、糖質、アルプスの湧き水らしいが、簡単に役割分担を言えば、

  • カフェイン・・・目を覚ます
  • アルギニン・・・血行を良くする
  • ビタミンB群・・・体の糖代謝を活性化する
  • 糖質・・・手っ取り早いエネルギー源
  • アルプスの湧き水・・・飲み物

といった感じだ。

目を覚まさせ、手っ取り早いエネルギーを供給し、血行を良くして早く脳や細胞に届け、そして後は体に残った糖分を有効活用できるようにする、そのために一時的にエネルギッシュになることは間違いない。

だがレッドブル自体のカロリーはたいしたことが無いので、手持ちのエネルギー源が少ないと効果薄である。糖代謝が早まるというのは、その分十分な蓄えが無いとガス欠も早いのだ。そのため、しっかり食事はしておくことをオススメする。

また、血行を促進する作用などは強すぎると心臓や血管に負担をかけるので、こうした持病のある人は注意しよう。

ということで、基本はごはんをしっかり食べて、血行を良くすることが一番いい方法だ。そして、頭は良くなっても知らないことは知らない。ちゃんと勉強はしておかないといけない。

がんばれ受験生!

本番に強くなる―メンタルコーチが教えるプレッシャー克服法
白石 豊
筑摩書房
売り上げランキング: 147,695

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です