Vリーグの中継を何とか改善してほしい

ちょっと先日、時間ができたこともあって久しぶりにVリーグ中継をニコ生で見ていた。もともとバレーボール好きなのだが、テレビなどの中継はあまり好きではない。だからあまり見る機会は多くないのだが、ふと気が向いたので見てみたのである。

対戦カードは、女子の「東レアローズvs岡山シーガルズ」。

代表クラスの選手の多い東レと、日本で唯一の市民クラブのプロチームである岡山シーガルズの試合となり、面白いことに雰囲気がまるで違っていた。

東レは非常に女子らしいというか、現代的な雰囲気の日本の女子バレーボールチーム。多少言葉に語弊があるかもしれないが、笑顔と勢いのチームである。平成っぽいとでも言うべきだろうか。

対する岡山は、非常に部活動のような、昭和の日本代表のようなチーム。悪く言えば暗いし、良く言えば真剣勝負の凄みがある。

非常に対照的なチームでもあるが、両チームともチームの存続については色々あったこともあり、Vリーグの中でもファンには非常に愛されているチームだと私は思っている。

【参考:東レ・アローズ(Wikipedia)】

【参考:岡山シーガルズ(Wikipedia)】

それだけに、ニコ生を見て驚いた。
完全に試合映像の垂れ流しだったのである。

テレビのような実況や解説があるわけでないというのも寂しさを招く要因だが、リプレイを見せることも無ければ、選手のテロップすら出ない。

そのため、見慣れない人にとっては非常に見るのが難しい番組となっている。プレイヤーの名前やポジションや身長すら分からない。選手名鑑でも手元にないと良くわからないのではないだろうか。

そして、何よりもコメントの質が悪いままに放置されている。生中継だから仕方の無い部分もあるのかもしれないが、関係者が入って良いコメントを導くこともできるのではないだろうか。

女子の試合ということもあるだろうが、戦術面やプレーに関することよりも、ルックスや陰険なジョーク、チーム批判に関するコメントが多すぎる。人気チームですらこれなのだから、全体的にはどうなのだろうか。

唯一の定期的な無料公開メディアがこれでは、あまりにもプロリーグとしてはファン層の拡大が難しいのではないかと思うのである。そんなところにスポンサーがつくわけが無い。

バレーボールは雑誌界隈ではかなり頑張っていると感じるが、雑誌のメイントピックは代表の話題であり、代表選手たちの活躍であり、Vリーグの話題ではないことが多い。それだけVリーグの話題性は低く人気が出ていないということを真剣に考えないといけないと思うのである。

サッカーの日本代表で長く主将を務めた長谷部選手は、ワールドカップが終わった後、「Jリーグもよろしくお願いします」と言った。そんな彼は、現在所属しているドイツのクラブでも将来のスタッフ、フロント候補として有望視されている。プロとして、プレー以外の面でも考えるべきこと、行うべきことについて考えが深いからだ。そのように、本当にVリーグを愛する選手が、スポンサーがどれだけいるのだろうか。

かつての有名選手で、その後も指導者となったり、リーグの運営や企画に携わっている人はそれほど多くない。本当の意味でのリーグ復興のためには、もっとプロスポーツとしてのバレーボールを真剣に考える人が必要なのではないだろうか。こんなトレカ作る前に、先にするべきことがある気がする。

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