「ツバつけとけば治る」と信じたい

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先日、指をケガした。
タイピングでもよく使う左手の薬指なので、非常に気になっている。
いつも刺激があるため、なかなか炎症が引かずにいるのだが、基本的に「ツバをつけておけば治る」という態度でいるため、妻にこの面ではすっかり愛想をつかされた。

昔から、よく傷に対して「ツバつけておけば治る」と言ったりするが、これは医学的には間違いらしい。しかしながら、ツバで治るという可能性はあるということを言いたい。

要は、使い方なのだ。

ツバをつけても治らない理由

ツバをつけても治らない、と言う理由の最たるものは、「人間の唾液には多くの雑菌がついているものであり、空気中に出て行くことによってより多くの雑菌を含むようになる」というものである。実際、医学の専門家に言わせると「水道水の方がずっときれい」らしい。

ぐうの音も出ない。

実際、虫歯や歯周病などの問題は口の中の菌によって生じているものなのだ。人体で最も硬い歯のエナメル質すら溶かしてしまうという、雑菌たちを傷口に放つのは恐ろしい行為である。そういえば昔ジョジョを読んでいて承太郎がスタープラチナで女教皇の歯を削りまくっていた。傷口に塩(スタープラチナ)と考えると、恐怖としか言いようがない。

それでもツバで傷が治ると信じたい

しかし、である。

時代や衛生状態によっては、「唾液の方がきれい」ということもあるのではないか。

「ツバつけとけば治る」というのは、こういった状況に使う言葉ではないだろうか。

一応、唾液には殺菌効果があり、虫歯菌などを抑制する作用があることは知られている。そして、今は湿潤治療という傷口を絶えず湿らせておくことによって回復を速め、きれいに治療するという治療法もある(雑菌が付着すると無意味だが)。

手軽に傷口を洗浄するための水が無い時代、それでも傷を癒すために傷口を舐めていた、ということは十分に考えられると思うのである。

別に唾液にエリクサーのような力は求めていない。

ツバをつけることによって、一日でも早く治療され、きれいに治るならそれでいいのだ。

そのくらいのこともわざわざ否定するほど悪影響なら仕方ないとは思う。

いい大人が真っ昼間から主張することでもないのだが「ツバつけとけば治る」という男の美学は大切にしていきたいと思い、わざわざ書き残してみた。

理屈では否定されようと、私は、ツバで傷が治ることを信じたい。

10年後、20年後、変わらない心でいることを願う。

何を書いているのか自分でもよくわからないが、タイムカプセルくらいにはなるだろう。

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